鉄筋コンクリートの強度と、木のぬくもりを兼ね揃えた“混構造”

東設計工房では、複数の構造の利点を兼ねた“混構造”を提案しています。
混構造とは、壁に台風や地震に備えて頑丈な鉄筋コンクリート造、赤瓦をのせた屋根に暑い日差しの輻射熱をやわらげる木造を組み合わせた方式です。
台風と日差しという沖縄ならではの風土に適した設計を30年以上前から取り入れております。
台風の多い沖縄だからこそ鉄筋コンクリートは不可欠

沖縄は日本の中でも最も台風に襲われることが多い地域のひとつです。
またその台風も一番勢力が強い時期に沖縄地方に近づくことが多いのも特徴です。
東設計工房では、子どもたちの安全を考え、台風や地震に備えて壁体は鉄筋コンクリートを採用しております。
鉄筋コンクリートの弱点を補うために

鉄筋コンクリートは強度的にはとても優れていますが、沖縄の気候には十分に適してるとは言いがたいところもあります。
そこを補うために東設計工房では、木造を組み合わせています。
木造のよい点は、まずは沖縄の強い日差しによる輻射熱を和らげる効果があるところで、空調だけに頼らなくても室内温度の変化を少なくすることが可能になるというところです。

また木のもつ優しく暖かい雰囲気は、子どもたちの感性を豊かにしていきます。
内装の“木”を子どもたちが目で見て、また手で触れることができるということは、子どもたちにとってとても優しい環境です。
木(気)のぬくもりに包まれて優しい気持ちになれるような空間づくりを、常に心がけています。